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最終更新日 2024年4月22日

SAP アプリケーション スコープ

UiPath.SAP.BAPI.Activities.SapApplicationScope

SAP システムへの接続を確立し、[SAP BAPI を呼び出し] アクティビティを使うことにより複数の後続の動作のための範囲を提供します。システムへの接続は、設計時はアクティビティのボディにある Configureボタンから開くことができるウィンドウを使用し、実行時は必須プロパティ フィールドすべてに対応する値を入力することにより確立できます。

プロパティ

接続 - 認証
  • クライアント - ログインする SAP クライアントです。このフィールドでサポートされる値は、000999 の間の値です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • 言語 - 使用するログイン言語です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • パスワード - ログインに使用するパスワードです。このフィールドでは SecureString 型の変数のみがサポートされています。
  • SNC ライブラリ パス - 使用する SNC 共有ライブラリのフル パスと名前です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • SNC モード - 接続が SNC で保護されるかどうかを決定します。このフィールドでサポートされている値は、0 (SNC を使用しない) および 1 (SNC を使用する) です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • SncPartnerName - SNC ソリューションで必要とされる送信先サーバーに使用する ID です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • SncQOP - 送信先サーバーの SNC 通信に使用するサービス品質です。このフィールドでサポートされている値は、1 (認証のみ)、2 (整合性保護)、3 (プライバシー保護)、8 (既定)、9 (最大セキュリティ) です。このフィールドでは、文字列と String 型変数のみがサポートされています。
  • SncSSO - SNC 使用時に使用する資格情報です。このフィールドでサポートされている値は、0 (ユーザー/パスワードでログイン) および 1 (SNC ID でログイン) です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • User - ログインに使用するユーザー名です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
接続 - サーバー
  • AdvancedParameters - 任意の追加の RFC 構成パラメーター向けに、セミコロンで区切られた名前と値のペアのリストです。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • AppServer - SAP アプリケーション サーバーのホスト名です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • LogonGroup - メッセージ サーバーがアプリケーション サーバーを選択するログイングループです。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • MessageServer - SAP システムの一元的なインスタンス メッセージ サーバーのホスト名です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • SAPRouter - 接続を確立するために経由する SAP ルータです。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • StatefulConnection - ステートフル接続を確立するかどうかを示します。既定では、このフィールドは True に設定されます。
  • SystemID - SAP システムの 3 文字のシステム ID です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • SystemNumber - SAP システムの番号です。このフィールドでサポートされる値は、0099 の間の値です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
出力
  • SAPConnection - IConnectionService 変数に格納された SAP システムへの接続。このオブジェクトを後続の [SAP アプリケーション スコープ] アクティビティに渡すと、新しい接続に必要なすべての詳細を再構成せずに、システムへの接続を確立できます。このフィールドは、IConnectionService 型変数のみをサポートします。このプロパティ フィールドに変数を指定すると、[既存の SAP 接続] フィールドが無効化されます。
    注:
    IConnectionService 変数を後続のスコープに渡すことができるようにするには、この 2 番目のアクティビティを、初期接続を保持するスコープまたはこのスコープから呼び出されるワークフロー内に入れ子にする必要があります。

    この変数はまた、これらのワークフローを実行するために UiPath.SAP.BAPI.Activities v1.x.x から SAP Connection Wizard によって生成されたアクティビティに渡すことができます。

既存の接続を使用
  • 既存の SAP 接続 - IConnectionService オブジェクトに格納された SAP システムへの接続。この変数は、[SAP アプリケーション スコープ] アクティビティから取得して、接続を再構成する必要なくシステムに接続できます。このフィールドでは、IConnectionService 型の変数のみがサポートされています。このプロパティ フィールドに変数を供給すると、[SAP 接続] フィールドが無効化されます。
  • プロパティ

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