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ワークフローに関するアクティビティ
最終更新日 2024年4月22日

ワークフロー ファイルを呼び出し

UiPath.Core.Activities.InvokeWorkflowFile

説明

指定したワークフローを同期的に呼び出します。必要に応じて、ワークフローに入力引数のリストを渡すこともできます。このアクティビティでは、その本体にある [引数をインポート] ボタンを使用すると、指定したワークフローから引数をインポートできます。

注:
  • ワークフローからインポートした引数は、名前とデータ型が同じである既存の変数と自動的に照合されます。
  • シリアル化できないデータ型は、分離されたワークフロー間で渡すことはできません (例:UI ブラウザー、UI 要素など)。
  • PowerShell アクセスを制限するウイルス対策ポリシーにより、PowerShell 関連のアクティビティの使用が妨げられる場合があります。たとえば、McAfee Endpoint Security でルール ID 6151 が有効化されている場合、[ワークフロー ファイルを呼び出し][Power Shell を呼び出し] を使用することはできません。
  • カスタム ログ フィールドを追加する、呼び出されたワークフローを実行すると、そのログ フィールドは親ワークフローの設定に戻ります。
重要:
  • 分離されていない [ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティに IN 引数を渡すと、参照が渡されたかのように機能します。つまり、呼び出されたワークフロー内のオブジェクトに変更を加えると、メイン ワークフローのオブジェクトが変更されます。
  • Windows プロジェクトおよびクロスプラットフォーム プロジェクトでは、ワークフロー ファイル名としての変数と引数の使用はサポートされていません。ワークフロー ファイル名として変数や引数を使用すると、「式の使用は現在サポートされていません。」というエラー メッセージが表示されます。
  • ワークフローを呼び出す際は、永続性アクティビティが含まれていないことを確認してください。これらのアクティビティは、メイン ワークフローでのみ使用してください。

このアクティビティ本体の [ワークフローを開く] ボタンを使用することで、[ワークフロー ファイル名] プロパティで参照しているワークフローを現在のプロジェクトで開くことができます。

注: タイトルにドット (.) を含む .xaml ファイルを呼び出すと、必ず、ドットまでのすべてのテキスト (ドットを含む) がアンダースコア (_) で置き換えられます。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

クロスプラットフォームでの設定

  • ワークフロー ファイル名 - 呼び出される .xaml ファイルのパスです。このファイル パスは、現在のプロジェクト フォルダーへの相対パスです。このフィールドで使用できるのは、文字列と String 型変数のみです。Windows プロジェクトおよびクロスプラットフォーム プロジェクトでは String 型変数はサポートされていません。文字列はすべて引用符で囲む必要があります。
  • ワークフローを開く - 呼び出されるワークフローを、同じプロジェクトの別のタブで開きます。
詳細オプション

オプション

  • 分離 - このチェック ボックスをオンにした場合、呼び出したワークフローは別の Windows プロセスで実行されます。これにより、メインのワークフローから挙動が不安定なワークフローを切り離します。

ログ

  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの入力時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] によって生成されたメッセージに適用するログ レベルです。

Windows - レガシ、Windows での設定

デザイナー パネル

アクティビティの本体には、次のオプションがあります。

引数のインポート

アクティビティのボディでImport Arguments (引数のインポート) ボタンをクリックすると、WorkflowFilePath プロパティで参照されたワークフローのすべての引数が表示された Arguments パネルが開きます。



このパネルでは、方向コントロールまたは Delete (削除) ボタンを使用して引数を再編成することにより、呼び出されたワークフローからインポートする引数を選択できます。 OKをクリックすると、変更が保存されます。

注:
  • パネルで引数を作成すると、呼び出されたワークフローのデータと一致しないため、引数が破棄されます。
  • パネルでは、引数名は大文字と小文字が区別されます。

パネルを閉じると、ボタンの横のカウンターに、インポート用に選択された引数の数が表示されます。カウンターは、次のように色分けされています。

  • オレンジ - 選択した引数と、呼び出されたワークフローに存在する引数との間に不一致がある場合。
  • グレー - 選択した引数が呼び出されたワークフローで見つかった場合。

ワークフローを開く

アクティビティのボディのワークフローを開く (ワークフローを開く) ボタンを押すと、同じプロジェクトの別のタブで呼び出されたワークフローを開くことができます。

プロパティ パネル
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
  • エラー発生時に実行を継続 - アクティビティでエラーが発生した場合でも、オートメーションを継続するかどうかを指定します。このフィールドでは Boolean 値 (truefalse) のみがサポートされています。既定値は false です。その結果、フィールドが空白の場合にエラーが発生すると、プロジェクトの実行が停止します。値を True に設定すると、プロジェクトの実行はエラーに関係なく継続されます。
    注: このアクティビティが [トライ キャッチ] に含まれていて、[エラー発生時に実行を継続] プロパティの値が True の場合、プロジェクトが実行されたときにエラーは発生しません。
  • タイムアウト - エラーがスローされるまでのアクティビティの実行を待機する時間 (単位: 秒) を指定します。このフィールドでは TimeSpan 変数のみをサポートします。既定ではこのフィールドは空白です。
入力
  • 引数 - 呼び出し時にアプリケーションに渡すことができるパラメーターです。
  • 引数とする変数 - ディクショナリを使用してワークフローに動的に渡すことができるパラメーターです。
  • 分離 - このチェック ボックスをオンにした場合、呼び出したワークフローは別の Windows プロセスで実行されます。これにより、メインのワークフローから挙動が不安定なワークフローを切り離します。
  • ワークフロー ファイル名 - 呼び出される .xaml ファイルのパスです。このファイル パスは、現在のプロジェクト フォルダーへの相対パスです。このフィールドで使用できるのは、文字列と String 型変数のみです。Windows プロジェクトおよびクロスプラットフォーム プロジェクトでは String 型変数はサポートされていません。文字列はすべて引用符で囲む必要があります。

    注: v2021.10 以前のロボットを使用している場合、分離されたワークフローではビジネス例外はサポートされておらず、すべての例外がシステム例外として返されます。

ログ

  • 開始時のログ - 呼び出したリソースの入力時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • 終了時のログ - 呼び出したリソースの終了時に自動でログに記録する情報の種類です。
  • ログ レベル - [開始時のログ] および [終了時のログ] によって生成されたメッセージに適用するログ レベルです。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • ターゲット セッション - ワークフローを開始するセッションを指定します。親とは異なるセッションで開始できるのは独立したワークフローのみです。以下のいずれかのオプションから選択できます。

    • Current - 子プロセスが親プロセスと同じセッション内に開きます。
    • Main - 親プロセスの実行場所に関係なく、メイン セッション内で子プロセスが開始します。
    • Picture in Picture - 親プロセスの実行場所に関係なく、ピクチャ イン ピクチャ セッション内で子プロセスが開始します。

      注: [ワークフローを呼び出し] アクティビティの Target Session を設定する際は、Isolated パラメーターを有効化する必要があります。

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